「音声スタイルシート」について調べてみた

当ブログでも他のメンバーが正しいCSSの記述や詳しい解説をたくさん書いてくれていますが、中には「はて、これ何に使うんだろう???」というCSSのプロパティもあります。
私もCSSをつかってお仕事をするようになってから結構な年月が経ちますが、いまだに「こんなの見たことない」というものが結構あります。
恐らく普段の作業で使わないんだから、「使わなくても大丈夫」なものがほとんどなんでしょうけど、今回はそれらをちょいと掘り起こして、少しだけ外の光を当ててあげることにしましょう。
ということで、興味深いものを調べてみたですが、「音声スタイルシート」と呼ばれる音声読み上げに使用されるプロパティが意外とたくさんありました。 CSS2.1の段階で使われなくなったものがほとんどなのですが、なかなか興味深いです。
■ azimuth(アジマス)
.hoge {
azimuth:90deg;
}
軽く塩をふって炭火で焼いたら美味しそうです。
音声読み上げ時にステレオスピーカーからの出力角度を制御できるプロパティだそうで。
漫才みたいに「(左)いやーわれわれもがんばっていかなアカンなー言うて」「(右)ほんまですわぁー」とか?
■ elevation(エレベィション)
.hoge {
elevation:30deg;
}
新しい音楽プロダクションではありません。
今度は音声出力の垂直角度が指定できます。…上からヘリコプターの音とか…?
パソコンに5.1chサラウンドシステムつなげてないと意味が無いですかね。
■ pitch(ピッチ)
.hoge {
pitch:x-low;
}
こちら読み上げる声のトーンが指定できます。x-lowだと「とても低い」だそうで。
「あなたのアカウントは乗っ取られています。至急お支払いください。」みたいに言われたらびっくりするのかな。
■ stress(ストレス)
.hoge {
stress:50;
}
声の強弱を指定する際に使用します。アクセントを付ける箇所に強弱を指定できるそうな。 全部0にしてものすごい弱気なサイトを作るのも可能。
■ richness(リッチネス)
.hoge {
ritchness:50;
}
声の豊かさを指定する際に使用します。
0~100で指定するそうですが、数値が高いとより「ハキハキ」した快活な声になるそうで。
我らがあっちゃんには是非 ritchness:100; を指定してみたいです(笑)
と、音声読み上げ用の「音声スタイルシート」について興味本位で調べてみました。 この音声読み上げですが使用用途は以下のようなものがあげられるそうです。
・視覚障害者向け
・読むことを学んでいるユーザー補助
・読むことに問題を持っているユーザ補助
・家庭用娯楽機器のため
・車内用
・視覚障害コミュニティ向け
用途がとても真面目で決して興味本位で楽しんではいけない雰囲気がありますが、このプロパティを使ってうまくサイトを設計すると、「画像の代替テキスト(alt)は女性の声で優しめに右から」という指定もできるみたいなので、とてもバリアフリーなものができるのではないでしょうか。
ちなみにCSS3では「speak」や「voice-balance」など、新しい「音声スタイルシート」が追加されているので興味のある方はぜひ調べてみてください。
ぴえーるが書きました。



今日のひとこと:私はどちらかというと「犬はよろこび庭かけまわり」属性です。