Photoshopのブレンドモード(描画モード)って何ぞ?

この頃和食にハマっているまるこです。こんにちは。
年齢的に(心は永遠の18歳☆)そろそろガタがきはじめる頃なので、今年の目標は運動して体力をつけながら痩せる!にしようと思います。
…どうでもええわ!って話ですね、すみません。

気を取り直して、本日はPhotoshopの「ブレンドモード(描画モード)」について書いていこうと思います。
Photoshop経験者なら大体使ったことがあるであろう「乗算」とか「ディザ合成」とか「スクリーン」。
普段なんとなしに"一番いい具合のやつ"にしてしまいがちなツールですが、意味や機能の内容を理解するとまた違った楽しみが増える&効率UPするかもしれません!
Photoshop経験者さんも未経験者さんもこれを機に一緒に学んでいきましょう!

※「ブレンドモード」・「描画モード」と2つの呼び名がありますが、以降、当記事では「ブレンドモード」と記載していきます!

そもそも「ブレンドモード」って何のこと?

前面側にあるレイヤーの画像を、その下にある背面側のレイヤーにどのように合成して表示させるかを指定するためのモードです。
「ブレンドモード」は、Photoshopのレイヤーパレット上部にあります(※下図参照)。


クリックして展開すると、ずらずらずら~っとたくさんの種類が!!ヒャー!
その数27種類…こんなにたくさんあったらわからんやーん、ってビビってしまいますが、のんのん!もーまんたいです。
大体下図みたいな並び順で並んでるのね、と理解しておけば「ブレンドモード」さんとも少しお近づきになれちゃいます。
「カラー比較(明)」以降の効果については、下記の効果一覧を参照してください。

【画像付きで一気に比較!】「ブレンドモード」の各効果

お次に、各モードには一体それぞれどんな効果があるの?ってところに入ります。
分かりやすいように画像付きでまとめてみました!

ベース画像は、お花の写真の上に、左から中央へ向けて透過させた黒(#000000 / R:0 G:0 B:0)・白(#FFFFFF / R:255 G:255 B:255)50%グレー(#808080 / R:128 G:128 B:128)・赤(#FF0000 / R:255 G:0 B:0)を上から重ねています。 ※RGB値についてはこちら!

通常

何も設定していない初期の状態です。
重なっているレイヤーをそのまま表示します。

ディザ合成

重なっているレイヤーの不透明度が低いところの密度が荒くなり、砂嵐のようなざらざらした見た目になります。

比較(暗)

重なっている色の各RGB値(※1)の数値が低い方が適用されます。


乗算

白以外の絵の具を混ぜると暗い色になっていくのと同様に、重なっているレイヤーのピクセルが暗くなります。
白い部分は置き換えられません。

焼き込みカラー

重なっている色を暗くします。
元々暗いところはより暗くなるのでコントラストが高くなります。

焼き込み(リニア)

左記と一見似たようにも見えますが、「焼き込み(リニア)」は重なった部分の"明るさを落とす"ため「焼き込みカラー」よりも暗い印象になります。


カラー比較(暗)

合成する色を比較し、すべてのRGB値の合計が低い方の色が表示されます。

比較(明)

「比較(暗)」とは反対に、重なっている色の各RGB値の数値が高い方が適用されます。
また、明るい部分については変更されません。

スクリーン

色を重ねれば重ねるほど白に近づきます。「乗算」とは逆の効果になり、黒い部分は置き換えられません。


覆い焼きカラー

「焼き込みカラー(暗)」とは反対に、重なっている色を明るくします。
元々明るいところはより明るくなるのでコントラストが高くなります。

覆い焼き(リニア) - 加算

左記と一見似たようにも見えますが、「多い焼き(リニア) -加算」は重なった部分を"明るくする"ため「覆い焼きカラー」よりも全体の明度(※2)が上がります。

カラー比較(明)

「カラー比較(暗)」とは反対に、合成する色を比較し、すべてのRGB値の合計が高い方の色が表示されます。


オーバーレイ

背面側のレイヤーのハイライトとシャドウを保ちながら、前面側のカラーを「乗算」します。
明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くなります。

ソフトライト

明るさの度合いが50%のグレーより明るい場合は「覆い焼き」が、50%のグレーより暗い場合は「焼き込み」が適用されます。

ハードライト

明るさの度合いが50%のグレーより明るい場合は「スクリーン」が、50%のグレーより暗い場合は「乗算」が適用されます。


ビビッドライト

明るさの度合いが50%のグレーより明るい場合はコントラストを弱め、暗い部分はコントラストを強めます。

リニアライト

明るさの度合いが50%のグレーより明るい部分は明るくなり、暗い部分は暗くなります。

ピンライト

明るさの度合いが50%のグレーより明るい部分は「比較(明)」に、暗い部分は「比較(暗)」になります。


ハードミックス

各RGB値を合計し、255以上は255、255未満は0を割り当てます。
すべて原色に変換するため、「ハードライト」よりも濃くなります。

差の絶対値

重ねるレイヤーの明るさを比較し、明るい部分から暗い部分を取り除いて合成されます。
白を重ねた場合は色が反転し、黒を重ねた場合は何も変わりません。

除外

重ねるレイヤーのコントラストを比較し、強い部分から弱い部分を取り除き、「差の絶対値」よりもコントラストが弱くなります。


減算

背面側のカラーのRGB値から、手前側のカラーのRGB値を引いた色が合成され、全体的に暗い印象になります。

除算

背面側のカラーのRGB値を、それぞれ手前側のカラーの明度で割った色が反映されます。

色相

背面側のレイヤーの輝度(※3)と彩度(※4)から、全面側のレイヤーの色相を置き換えます。


彩度

背面側のレイヤーの輝度と色相を維持したまま、前面側のレイヤーの彩度を置き換えます。

カラー

背面側のレイヤーの輝度を維持したまま、前面側の色相と彩度を置き換えます。

輝度

前面側のカラーの輝度が背面側のレイヤーに移ります。


※1:RGB値
色を指定するための値です。
赤・緑・青の三色からなり、各色を0~255の数値で指定し、値を組み合わせることで色が決まります。
※2:明度
色の明るさの度合いを指します。
明度が高い程白に近づき、反対に明度が低いほど黒に近づきます。
※3:輝度(きど)
人の目が感じる光の度合いのことです。
輝度が高い程輝きが増し、輝度が低い程輝きがなくなります。
明度とは異なり明度は色の彩度、輝度は色の明るさを調整します。
※4:彩度
色の鮮やかさの度合いを指します。
彩度が高い程鮮明でカラフルな色に、彩度が低い程白黒になります。
長々と書き連ねてしまいましたが、「ブレンドモード」それぞれの効果の違いについて少しでも理解頂けたならこれ幸いです!
同じ赤でも黄色寄りの赤や青寄りの赤、暗い赤や明るい赤があるように、無数の色が存在していて楽しいですね!
次回もPhotoshopシリーズを書く予定ですのでよろしくお願いします~!
この記事は
まるこが書きました。
入社2014年
出身地ドイツ ハンブルク
スキルデザイン・ジョギング・まる散歩・乗り物・楽器

今日のひとこと:年末年始でついにようかい体操第一をマスターしました。リクエスト頂けたら全力で踊ります!そんな2015年あけおめ。

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